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耐力壁

2012/11/20

皆様、お疲れ様です。

アクセルです。

朝晩が冷えてきて、鍋物が美味しい季節になりました。
食べすぎには気をつけたいものです。

さて、今回はかなり専門的な耐震についてのお話です。

皆さんに身近な木造建築物は、柱と梁だけでは地震などによる横からの水平加重に持ちこたえる事は出来ません。そこで耐力壁という壁を階数や面積に応じて一定以上設けるよう、建築基準法で定められています。その耐力壁がツッパリをして建物の倒壊を防いでくれます。
当然、壁の多い家のほうが耐震性に優れていますが、採光や風通しが悪くなり、開放感はなくなります。
木造住宅の耐震、耐風性能を判断する方法のひとつに壁量計算という計算法により、耐力壁や壁倍率という考え方を用いています。ほとんどの木造住宅はこの壁量計算によって設計されています。

自然が相手の人間による計算なので、地震の方向や強さなど予測不可能な部分が、少なからずありますが、出来る限り未然に防いでいきたいと思います。

豆知識でした。ありがとうございます。
これからも高松市 株式会社アクセルをよろしくお願いします。